ジュエリー用語集③

ジュエリーデザイナー 指輪やネックレスなど宝飾品のデザインをおこなうデザイナーのこと。 お客様がオーダーメイドで指輪を製作される場合など、要望を聞きながら、形、地金の種類、宝石の種類、予算などを考慮してデザイン画を作成するため、高いデッサン力とニーズを汲み取る力が必要になる。 活躍の場としては、貴金属メーカーやジュエリーショップが代表的な職場であるが、独立してジュエリーショップやアクセサリーショップなどを開業することも多い。 貴金属装身具製作技能士 国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県知事が実施する、貴金属装身具製作に関する学科及び実技試験に合格した者のことで、一言でいうとジュエリー職人。 貴金属装身具とは、主に金、プラチナ、銀などの貴金属と、ダイヤモンド、真珠などの宝石類を用いた、リング、ペンダント、ブローチなどの装身具のこと。 試験は3級から1級まであり、デザインや製図の他にも電気ガス、安全衛生といった分野も出題対象となっている。 ジュエリーコーディネーター 宝飾品を取り扱う上で必要な専門知識、商品知識をもとに適切なアドバイスやコーディネートを行える人に与えられる資格。 ジュエリーを購入されるお客様に、信頼と満足を提供することが役割で、高額な買い物ゆえに具体的で確実なアドバイスが必要とされる。 試験は3級から1級まであり、一般社団法人日本ジュエリー協会の「ジュエリーコーディネーター」の試験に合格したあと、ジュエリーショップなどで活躍するのが一般的。 宝石鑑定士 宝石類を鑑定し、どのくらいの価値になるのか判断する人のこと。 宝石を鑑定・格付けするだけでなく、宝石が偽者か本物かを見極める目も持っている。 日本で取得することができる資格としてはJBS宝石・ジュエリー鑑定士、世界的に有名な資格としてはGIA-GG(米国宝石学会)、Gem-A FGA(英国宝石協会資格)がある。 働く場所として、宝石買取店やデパートの宝石売場、輸入代理店、宝石を扱う株式会社などたくさんの活躍の場がある。