ジュエリー用語集⑥

プラチナ 結婚指輪においては約80%の人が選ぶ人気の金属素材。白色の金属で、日本では白金と言われて「永遠性・希少性・高純度」の点で人気が高い。安定性も高く、大気中高温でも変色しないため結婚指輪に向いている。 ホワイトゴールド 金に他の金属(主にパラジウム)を混ぜて、白っぽい色合いを出した合金のこと。よりはっきりした白色にするため、表面にロジウムという白色の金属で加工する。優しい色合いで美しいその白色は、マリッジリングによく似合う。 ピンクゴールド 金に銅を加えることでピンクがかった金色に見えるよう作られた合金のこと。日本人の肌に近い色で、指にしっくりなじむと言われる。かわいいピンクの色合いと、柔らかい印象を持たれることから、女性からの支持が厚い。 イエローゴールド 金に混ぜる割金(銀と銅)の配合を調整して、やや黄色がかった金色に仕上げた合金のこと。腐食しにくく、輝きが失われないことが特徴で、混ぜる割合を変えることで、強度や色合いを変えることも人気の理由。 シルバー 一般的に日本では銀と訳される、金と並んで古くから親しまれてきた金属のこと。色の白さや可視光線の反射率は金属の中で一番で、「最も輝く金属」といえる。しかし、薬品を使いあえて黒く仕上げる「いぶし仕上げ」も人気がある。 ロジウム 白色の美しい金属で、プラチナ・金などよりも耐久性がある。ロジウム単体は非常に硬く価格も高価なため、一般的にはホワイトゴールドの指輪を作る際などに「ロジウムコーティング」として利用されることが多い。 チタン 地球上で9番目に多い元素であるが、精錬にコストがかかるためにレアメタルのような扱いを受けている。軽くて丈夫で錆びないというメリットがある一方、安価なイメージがあり、高級ジュエリーにはあまり利用されない。 メッキ加工 主にシルバージュエリーの変色防止のために行われる加工のことで、ニッケルやクロムを利用したものが多い。加工後は、特別なお手入れなしでも長期間変色せず輝きが保たれることからよく利用される。