一生に一回の結婚指輪(マリッジリング)選びとなると、納得いくものを見つけるのも大変ですよね。
かといって妥協もしたくないし、せっかくならちょっとしたアレンジや、人と違うデザインも入れてみたいもの。
今日は、そんな悩みをお持ちのあなたにぴったりの「ミルグレイン」についてお話します。
「ミルグレイン=ミル打ち」とは、結婚指輪や婚約指輪(エンゲージリング)の地金のエッジやライン部分に、小さな丸い粒を連続して打刻していく、ヨーロッパで古くから伝わる装飾技法のひとつです。
ミル打ちアレンジを施すと「指輪の印象をクラシカルで上品にし、小さな輝きが増えてゴージャスな雰囲気に変える」「フラットな面が少なくなるため、リングの傷が目立ちにくくなる」というメリットがあります。
シンプルであまり装飾のない婚約指輪・結婚指輪でも、ミル打ちアレンジを行うだけで印象が上がり、ワンランク上の指輪に見えることもあります。指輪の素材自体にあまりお金をかけられなくても、こういった加工をすることでよりオシャレに見えるなんて、とても素敵なことですよね。
でもなぜ、ミル打ちをすることでそういった効果があるのでしょう。
それは、ミル打ち(ミルグレイン)の小さな丸い粒が、ダイヤモンドのように小さな輝きを放つからです。施し方によっては、ウェディングドレスのレースのように小さく華奢で、とても繊細な雰囲気を婚約指輪・結婚指輪に与えてくれます。
ちなみに、ミル打ちの「ミル」とはラテン語で「千の粒」という意味があります。「千」には縁起の良い「子宝」「永遠」「長寿」などの意味があり、婚約指輪・結婚指輪などに多く使われる装飾技法です。
結婚指輪以外にも、欧米の歴史ある美術館などに展示されている、多くのアンティークジュエリーにも施されていて、指輪のアレンジとして古くから人気があります。
ちょっとしたアレンジでありながら、個性的でオリジナル感も出せるミルグレイン。
「もうちょっとだけ、何かプラスしたい・・・」
そんな時は、ぜひミルグレインを検討してみては?