前回から始まりました「みなとみらい特集」。
初回は歴史についてお伝えしましたが、第二回の今回は「みなとみらい線」についてです。
では早速いってみましょう!
みなとみらい線は2004年に開業した、横浜駅から元町・中華街駅までの4.1キロを全6駅で結ぶ短い路線です。
しかしながら、一日の平均利用者数は17万人。
東急東横線と相互直通運転をおこなっていることもあり、渋谷方面からみなとみらい方面へ訪れる方も多く、毎日多くの人々で賑わっています。
こうした高い利便性もあって、数字だけを見るとみなとみらい線は「優等生」といえます。
しかし、着工から開業まで14年の歳月と約2400億円の工費を要した一大プロジェクトであり、立ち上げから現在までの道のりは一筋縄ではなかったといいます。
それでも、みなとみらい地区の発展とみなとみらい線の開通により沿線には多くの企業が集まり、現在地域の就業人口は8万人、進出企業は1400社を超えています。
また、何より大きいのは約157億円の市税収入を生み出したこと。
地域の発展と経済の拡大という素晴らしいメリットをもたらしたみなとみらい線は、地元のヒーローであり希望の星と言えるのかもしれません。
そんなみなとみらい線ですが、中華街に行く時や赤レンガ倉庫に行くときなどは非常に便利な路線です。
元町や中華街に行く場合、JRの関内駅や石川町駅から行かれる方もいるかと思いますが、観光で疲れたときや、みなとみらい地区の中での移動の際には非常に便利です。
また、地元民でない方の場合は「みなとみらい線に乗ること」自体が観光になっていたり、ひとつの目的になっていることもあるくらい、現在は鉄道自体の認知度や価値も上がってきているようです。
今や、ビジネスだけでなく観光やデートの際にも非常に重要な交通手段になったみなとみらい線。
利用する際は、発展の裏にあった様々な人の努力や汗と涙の結晶であることに、思いを寄せながら乗車するのもいいかもしれませんね(^_^)