金属素材の18金ピンクゴールドについて

先日からお伝えしている、結婚指輪(マリッジリング)の素材解説。 3回目の今回は、ピンクゴールドについてお話したいと思います。 ピンクゴールドは一般的にPGと表記され、金に銅を加えることでピンクがかった金色に見えるよう作られた合金のことです。 日本人の肌に近い色で、指にしっくりなじむと言われます。 かわいいピンクの色合いも素敵で、柔らかい印象を持たれることからも、女性からの支持が厚く、結婚指輪の素材として非常に高い人気があります。 続いて、素材について分析しましょう。 強度:とても高い 変色:弱い(温泉等に入るときには外した方が良い) 金属アレルギー:なりにくい 最後に、ピンクゴールドの特徴とメリットです。 ①肌なじみが良い ピンクゴールドはどんな肌でもなじみやすい優しいピンク色が特徴。 毎日身に着ける結婚指輪ではさりげなく輝きを放ちます。 ②硬くて丈夫 ピンクゴールドの硬さは金の純度によって異なります。 金が75%含まれているK18は、金の純度が低いK10より柔らかい傾向に。プラチナ同様、鍛造で強度を高めることが多いです。 ③汗や温泉に注意 ピンクゴールドは他のゴールド系の素材と比べて銅が多く含まれているため、汗や温泉に反応して変色してしまうこともあります。 汗をかいたらすぐに拭き取る、温泉に入るときは指輪を外すなどの注意が必要です。 以上3回に渡って、指輪の素材について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。 結婚指輪においてはプラチナが多数派であることに間違いはありませんが、婚約指輪(エンゲージリング)も含めて、この素材でなくてはいけない! という決まりはありません。 大切なのは、自分たちにとって良いもの、納得がいくものを選ぶこと。 そして何よりも、「つけていて気持ちがいい指輪」「いつまでもずっと長くつけていたい!」と思える指輪を選ぶことだと思います。 それぞれの素材の特徴も含めて、あなたにぴったりの指輪を見つけて下さいね!