金属素材の18金ホワイトゴールドについて

前回からお伝えしている、結婚指輪(マリッジリング)の素材解説。 二回目の今回は、ホワイトゴールドについてお話したいと思います。 ホワイトゴールドとは、一般的にWGと表記され、金に他の金属(主にパラジウム)を混ぜて、白っぽい色合いを出した合金のことです。 よりはっきりした白色にするため、表面にロジウムという白色の金属で加工(コーティング)することで、プラチナのような白い色になります。 この加工のことを、ロジウムメッキとも言います。 優しい色合いで美しいその白色は、マリッジの雰囲気にぴったりと言えます。 透明感を感じさせることからも人気があり、結婚指輪だけでなく婚約指輪(エンゲージリング)としても常に人気があります。 続いて、素材について分析しましょう。 強度:高い(プラチナより硬い) 変色:強い(ただし、長期間の使用によりメッキが剥がれることも) 金属アレルギー:注意が必要(パラジウムやニッケルは金属アレルギーを引き起こすことがあるため) 最後に、ホワイトゴールドの特徴とメリットです。 ① 日常的に身に着けやすい 色合いはプラチナに似ている一方で、同じ製法のリングで比較すると基本的にプラチナよりも硬いリングとなるため、安心して日常的に身に着けられます。 ② 着け心地が軽い ホワイトゴールドはプラチナと比べて比重が軽いために、同じようなデザインであれば指輪の着け心地が軽い。ホワイトゴールドのリングは、指に重さを感じたくない人にもおすすめです。 ③ プラチナと比べてお手頃な価格 ホワイトゴールドのリングは、希少性の高いプラチナを素材としたリングよりもお手頃な価格。ホワイトゴールドを選ぶことで価格を抑え、宝石や装飾を豪華にするという方法も。 以上、本日はホワイトゴールドについてまとめてみましたが、いかがでしたか? 優しい色合いと白色の美しさはとても素敵で、ブライダルリングのイメージにぴったりだと思います。ぜひぜひ検討してみて下さいね。 次回はピンクゴールドについて解説します。 お楽しみに!!