ジュエリー用語集⑦

平打ち 指輪の表面が平たくシャープなデザインのこと。厚みや幅が均一で表面が滑らかな平打ちリングは、すっきりとした見た目で存在感があり古くから愛されている。 甲丸 指輪の表面が丸みを帯び、断面がかまぼこ型のものを呼ぶ。平打ちより装着時の違和感が少なく、長時間つけていても苦にならないと感じる人が多い。 シノギ 平打ちリングの角を落とした形状のリングのことで、断面は台形になる。側面に鏡面仕上げとつや消し仕上げを組み合わせた物が多い。 剣腕 剣のように山型になった形状のリングのことで、断面は三角形になる。一般的に、細いリング幅の指輪に選ばれることが多い。 丸 細いリングの仕上げに合う技法で、断面は真丸の形になる。甲丸より更に丸みを感じさせるデザインで柔らかみがある。 . 平甲丸 甲丸と平打ちが組み合わったような仕上げで、甲丸ほど山の高さはなく、平打ちのように平たくはないデザインが特徴。 逆甲丸 甲丸を上下逆さまにしたような形で、表面は中央に向かってくぼんでいく、柔らかい曲線が魅力のデザイン。 鏡面仕上げ 反射するような鏡のように、微細な凹凸を無くして綺麗に景色が写るよう仕上げること。どれだけ一律の面を作れるかが、鏡面仕上げの出来栄えを左右する。 つや消し(ホーニング) 地金の表面に無数の細かな凹凸をつける技術で、光沢を抑えるつや消し加工のこと。これを施した地金は光沢や艶がなくなり、渋く落ち着いた印象になる。 ダイヤモンドバー ダイヤモンドを使ってモチーフやシンプルな一文字を表現したデザインジュエリーのこと。2009年に三菱ジュエリーコレクションが販売して人気となった。 ミルグレン ジュエリーのエッジやライン部分に小さな地金の玉を連続して打刻していく装飾技法。「千の粒」という意味を持ち縁起が良いことから多く取り入れられている。 ヘアライン 名前の通り、髪の毛のように細い傷のような筋を入れる仕上げ技法のこと。整った縦のラインの溝が光をきれいに反射させる。