指輪の作り方 アートクレイシルバーについて

アートクレイシルバーという言葉を、聞いたことはありますか? アートクレイシルバー(銀粘土)とは、純銀の微粉末と水とバインダーという結合剤(のりのようなもの)が混ざり合った粘土状の素材で、焼き上げると純銀に変わる不思議な素材です。 柔らかい粘土のため自由なカタチに作りやすく、初心者の方でも手軽にシルバーアクセサリー作りを楽しめるとあって、近年人気が高まっています。 銀粘土は、触った感触はまさに粘土ですので、アクセサリー作りが初めてという方でも、粘土遊びをする感覚で楽しく造形をしていくことができます。 銀粘土でアクセサリーを制作する時の流れを一通り説明すると、 【造形】→【乾燥】→【整形】→【焼成】→【仕上げ】→【完成】 という流れになります。 造形と書くと難しそうに聞こえますが、方法は「ちぎる」「こねる」「のばす」といったように、自分のやりやすいように進めることができます。 銀粘土は粘土の性質を持っているため、時間が経つにつれ乾燥してしまいます。そのため、素早く作業していかないといけないという欠点もありますが、少しぐらいの乾燥なら水をつければまた粘土のように柔らかくなるので、こまめに水を与えれば少々時間がかかっても大丈夫です。 銀粘土の特徴としてもう1つ挙げられるのが、「完成したアクセサリーが粘土の状態よりも収縮して、小さくなる」ということです。 ペンダントなどであればそこまで影響はないと思いますが、リングは収縮するとサイズが変わってしまうので注意が必要です。 どの程度収縮するのかは、粘土の状態や大きさなどによっても違ってくるため、色々なものを制作していき、慣れていくことが一番だと思います。 とはいえ、アートクレイでのシルバーアクセサリー作りはとても楽しく、手軽に始められることからもとてもおススメです。 ジュエリーやアクセサリーが好きな方であれば、きっとその楽しさにハマってしまうこと間違いなしです。ぜひ体験されてみてくださいね(^^)